深層ウェブ上で体験(目撃)した怖い話

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海外掲示板に投稿された『深層ウェブ上で体験(目撃)した怖い話』をまとめてみました。

翻訳元:[Serious] People who have been on the Deep Web, what’s the scariest thing you’ve found?|reddit.com

深層ウェブとは?

近年よく話題になっているのでご存知の方も多いかと思いますが、まず最初に深層ウェブについての簡単な説明をしておきます。

深層Web(しんそうウェブ)、または、ディープWeb(ディープ・ウェブ、deep Web)は、World Wide Web上にある情報のうちで、通常の検索エンジンが収集することができない情報である。インビジブルWeb(インビジブル・ウェブ、invisible Web)とも呼ばれる。

(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

個人のオンラインメールの中身やパスワードで保護されたサイトなど、一般に公開される事のない情報も深層ウェブにあたります。つまり、深層ウェブだからといって即違法なもの、犯罪的なものに繋がる訳ではありません。
しかし、閲覧にはTor(トーア)などの匿名性を保つ特殊なソフトウェアのインストールが必要であり、その性質上犯罪に利用される事も多く、深層ウェブの中のそういった一部の違法な情報がダークウェブと呼ばれています。

では、そんなダークウェブの危険領域に足を踏み入れた人達の目撃談をどうぞ。

1. 害虫

ずっと前に、大量のトコジラミをオンラインで購入しようとしている男がいたのを覚えてる。
何でそんなものが欲しいのかと聞かれた時にそいつが言ったのは、要するに「自分のみが知る弱点を伸ばすと同時に、一般的な駆除法に対して耐性を持つように繁殖させてみたい」って事だった。
この方法だと、他人の家にそいつらを放ったら、他には誰も始末できないから奴にトコジラミ駆除の金を払わざるを得なくなるってわけだ。

2. 忠告

友達の話によれば、場違いにブラックマーケットとハッキングのフォーラムをこそこそ覗き回っていた時に、何者かが基本的にこういった内容のプライベートメッセージを送ってきたらしい。

「お前のことを覗いてたよ。よくここで見かけるからな。お前がここに来てる理由は、何かを買う為でもサービスを利用する為でもなくて、ただ単にガキだからって事はわかってるぜ。俺は別に構わないが他の奴らは気にするだろうし、お前はここに来るには無防備すぎる。自分の為を思うならやめておけ」

3. セキュリティカメラの映像

ストリームフィードのアグリゲーション(集合体)のようなものを掲載しているウェブサイトを見せてもらった事がある。そこには数百ものページがあり、各ページにおよそ50本のストリームが掲載されていた。

それらは全て、一般の人がクラウドにバックアップする為に自身の手で設置した”do it yourself”というセキュリティカメラからのフィードだった。常軌を逸した光景だったよ。きっとあの人達はまったく気付いてもいないだろうな…

4. リアルS.A.C

10年ほど前にダークな情報を見て回ってた。自分が見た中で一番最悪だったのは、サウスパークのスーパー・アドベンチャー・クラブみたいなやつ。
大勢のリッチな奴らが、世界中のあちこちから子供を誘拐するベストな方法や、そいつらが所有している色々な子供たちの話、その子達を隠して健康に保つ方法、様々な性行為をさせるのに何歳だと幼なすぎるか…等々をフォーラム上で語り合っていた。

それを見たせいで数ヶ月の間ひどく落ち込み、数年後にはかなりボロボロになってた。
あの日自分のパソコンからTorを削除して以来、一度もインストールしてない。
人間が如何に恐ろしい存在になれるかなんて、知らないでいる方が幸せだ。

※…スーパー・アドベンチャー・クラブとは、サウスパークのS10EP1に登場する探検隊で、世界中を旅して原住民の子供に性的ないたずらをして回るペドフィリアの集団である。

5. ハッカー

人のパソコンをハッキングして、刑務所送りに出来るようなひどいブツを仕込む事の出来る男がいた。
俺ならあの男を煩わすような事はしない。

6. ネクロフィリア

昔、地元の『※1シルク・ロード』ディーラーの為にドラッグの写真撮影をしてた。一度そのディーラーの家に行った時、いくつかの※2オニオンリンクを試してたそいつが突然「やべえ、これ見てみろよ」と言った。

それは動物の死体を犯し、その経験談を生々しい写真と描写で投稿する、あるアメリカ人の男のサイトだった。
もう少し先にスクロールすれば、そいつの相手が人間へ移って行くのがわかった。速攻でパソコンから遠ざかったよ。

※1…違法な薬物の取引などに使用されていた闇サイト
※2…ダークウェブの.onionリンク

7. 深入りするべからず

深層ウェブの大部分は恐ろしい場所なんかじゃない─物事を本当に深いところまで掘り下げようとしない限りは。児童ポルノ、人身売買、その他諸々。

閉鎖される可能性が高いわけだから、全く努力せず簡単に見つかる程オープンな状態にはなってない筈だ。
その他で俺がよく目にしたものといえば、ドラッグの数々、盗品、偽札、銃、などなど。

8. ヒットマン

ヒットマンのサイト。
あれが詐欺だったかどうかはわからないが、連中は「金だけパクって逃げる」方に俺だったら賭けるね。
それでもまあ、そっ閉じしといたけども。
$5000相当のビットコインを前払いすると、そいつらが指定した人物を殺して隠蔽工作を行い、残りの報酬は後で払う…みたいな感じだった。
めっちゃ怖え。

以上、『深層ウェブ上で体験(目撃)した怖い話』まとめでした。
知識が十分にある人にとっては、深層ウェブ上にはきっと有用な情報が落ちてるんだろうなとは思いますが、素人が好奇心だけで踏み込むにはあまりにも危険な領域が潜んでいるようです。『らしく』見せかけてお金を騙し取るような詐欺まがいのサイトも相当多いようですが。

最近ではダークウェブ上で購入したミステリーボックスを開ける動画がyoutuberの間で流行っていたりしますが、いらないゴミの詰め合わせにしか見えない事も多々あり…まあ、この場合ネタにはなってるわけだからWin-Winなのかもしれません。
興味のある人はYouTubeで”dark web mystery box”で是非検索してみて下さい。

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