チートスと見間違われながらも命を救われたある生物のレスキュー秘話

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チートスかと思ったら!?

ある日、フロリダ州インディアン・ショアーズのビーチに遊びに来ていたある少女の頭上を飛んでいた一羽のカモメ。
カモメはその少女のすぐ傍に、口に咥えていた何かを落として行きました。
それは一見チートスに見えました。
そう、日本でも売られている、あのお菓子のチートスです。

チートス(参考画像)
Cheetos

ところが近づいてよく見てみたところ、そのチートスが実はオレンジ色のタツノオトシゴである事に気付いた少女。

バケツの中にタツノオトシゴを入れ、母親に知らせに行きました。
そしてその瀕死のタツノオトシゴを見た母親が速やかにクリアウォーター・マリーン水族館に助けを求めたのです。

レスキュー


Cheeto the Lucky Seahorse-Clearwater Marine Aquarium

レスキューチームから手厚い治療を施され、一命をとりとめたチートー(愛称になった)。
チートーは周囲の環境に合わせて体色を変えられるタイプのタツノオトシゴだったようで、水族館の水槽ではイソギンチャクに合わせて鮮やかなイエローに。


|・`ω・)チラッ

再び海へ

そして元気になったチートーは5月、めでたく海へと返されました。

失われかけていた小さな命に気づいた母娘と、助けを求められて迅速に動いた水族館の素晴らしい連携プレーが実を結んだレスキューでした。

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