海外の体験談:危うく殺されかけた話10選

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幽霊話も都市伝説も怖いけど、やっぱり人間が一番恐ろしい!
海外掲示板に投稿された、危うく殺されかけた人たちが語る恐怖体験談をまとめました。

翻訳元:People who have survived an attempted murder, what is your story?|reddit.com

1. 家の中で通り魔に…

これは2週間前に起こった話。
月曜の午前4時にRustを友達数人とプレイしてた。その時、部屋のカーテンは僅かに開いていた。

突然、大きな炸裂音がしてモニターが飛び跳ね、煙を上げ始めた。まるで床に叩きつけたかのように画面はめちゃくちゃに割れ、この事態に俺は完全に混乱していた。

傷つけるための誰かを物色していた誰かがいたのだという事が、後でわかった。

窓ごしに俺を見たそいつらは、獲物を発見したと思った。
22口径の拳銃弾が俺の胸を目掛けて発射され、モニターによって阻止された。どれだけの間狙われていたのか、そいつらがどうして人を傷つけたいと思ったのかは誰にもわからない。

わかっているのは、本当にツイてたって事と、Asusにお礼状を送るべきだという事だけ。

※オープンワールド系サバイバルゲーム

2. モザンビークの路上で…

90年代半ばに両親がモザンビークに移り住み、当時8歳だった自分は現地の学校に通い始めた。私立の良いとこだったし、文句は言えないだろう。父親はシモイオにある赤十字で働いていたから、快適な生活を送っていたしね。

ある日、友達と登校中に怪しい男に引き留められ、100メートルも離れていない、通りの突き当たりに停めてある白いヴァンから小さな箱を取ってくるだけで大金をあげると言われた。

今日はツイてるぞ、そう思った(実際、違う意味でそうだったわけだが)。

箱を取りに行った俺のシャツを友達が掴んで押し、(地元訛りのショナ語で俺には理解できない何かを)大声で叫びながら走りだした。
ピンと来たのはその瞬間だった。
振り返った時、既に例の男は姿を消していた。

というわけで……君がどこにいようと、ありがとうシュード、君のことは絶対に忘れないからね。

3. 人違いで…

俺のことを近所のドラッグ・ディーラーだと思い込んだ知らない奴に、胸を撃たれた。

そのご近所さんは身長192cmの黒人。俺は156cmの白人だ。

自業自得だが、そいつが得たものといえばタバコ数本といくらかの小銭、そして第2級殺人未遂の罪で課された35年の懲役刑だけだった。

4. 誕生日に姉が…

私の16歳の誕生日、姉が大型のナイフで刺し殺そうとしてきた。お腹に刺さる前に母がそのナイフを掴んで取り上げ、姉を冷蔵庫に叩きつけると、私に逃げるように大声で叫んだ。

最後に姉と会った時、彼女は「そんな事はもう忘れたし、あんたもそうすべきよ。いつまでもこだわり続けてるなんて惨めったらしい」と言った後、あれは私が姉を傷つけようとしたからであり、正当防衛だったと他の人に話していた。あの時の私は、まさに誕生日の朝食を食べてる最中だったのに。

寝ている私の喉をかき切る為に、夜中にしょっちゅう私の部屋に押し入ろうとするので、それから2年間、姉が家にいる間は安眠できなかった。
彼女のことが本当に嫌い。

5. ブレーキホースが…

俺の車のブレーキホースを切った女の子がいた。アパートの防犯カメラをチェックするまで知らなかった。

幸い、その子は切れ目を入れるのではなく切断してしまっていた為、エンジンを掛けようとした時にブレーキペダルがそのまま床まで沈んでしまい、すぐに異変に気がついた。

6. …万歳!

隣人に胸を刺された。奥さんを刺しているそいつを止めようとして、俺が4.5kgのダンベルで頭を2回殴ったからだ。
とはいえデブの俺、胸の組織にダメージを食らう程には深く刺さらなかった。

デブ万歳!

それでもそいつは殺人未遂の容疑で訴えられてるけどね。

7. 男の子嫌いのおばさんが…

3歳の時、あるおばさんの家へ水泳を習いに行っていた。うちの親が知らなかったのは、そのおばさんが男の子を嫌っていたということ。

ある日、彼女はプールに俺を投げ入れて放置した。プールの底に沈んだ俺は、数分の間水中にいた。

どういうわけか、これを見ていたティーンエイジャーがフェンスを飛び越えて助けに来てくれた。俺は救急車で運ばれ、1週間集中治療室にいた。
あのティーンエイジャーが誰だったのか、うちの両親は結局突き止められなかった。

おばさんは逮捕されなかった。裁判沙汰にするには金が掛かるから、と警官から言われたらしい。

新聞記事を読んだある弁護士が、無償奉仕でこのおばさんを追求する事を決意。彼女は子供に携わる複数のビジネスをしていたからね。
最終的におばさんはウェイトレスとなり、ついには癌になって死んだ。

ラブリーな置き土産としては、子供の頃にシャワーを浴びたり水に浸かっていると、まるで溺れているように感じる事があった。
俺はこれを克服した末にスクーバのライセンスを取得。今も水泳を楽しんでるよ。

補足:ワオ!すごい反応が!やさしい言葉をありがとう。ということで、母ちゃんに電話してこの件について聞いてみた。こういう事だったらしい。

水泳のレッスンには、うちの母ちゃんが車で連れて行ってた。例のおばさんは推奨されており、評価も高かった。母ちゃんは様子を見守りたかったらしいが、おばさんに断られたので、玄関前に停めた車の中でレッスンが終わるのを待ってた。

おばさんにはティーンエイジャーの助手が2人いた。それで俺がプールに投げ入れられた時に、その片方が助けてくれたらしい。
助けてくれたのがその人たちだったのか、それとも別の人だったのか、母ちゃんははっきりとはわからないみたいだけど、そう考えると腑に落ちる。

おばさんは病院で事情を聞かれた。

警察がなにもしなかった理由は、うちの両親が訴える必要があったから。あっちは弁護士を立てたが、起訴に踏み切るにはあまりに費用がかかる。それに、おばさんは癌で死にかけていた。
母ちゃんは廃業を求めてた。
これを耳にして無償でおばさんを廃業させる為に動いたのが、弁護士のご近所さんだったわけだ。

これで、この話に開いていた穴がだいぶ埋まったよ。

8. ヒッチハイカーに…

うちの姉の血の繋がらない弟(複雑なんだ)は、ヒッチハイカーに喉をかき切られた上に車から蹴り出され、田舎道の路上に放置された。

幸い、動脈は無事だった。
彼は首にTシャツをきつく巻き付け、助けを求めて歩き、這いながらも何とか農家まで辿り着き、生き延びた。

犯人は捕まって刑務所へ送られた。

新しい傷跡とハスキーボイスがその産物だ。

9. 声が聞こえて…

これは殺人未遂っていうよりも、殺人未遂のそのまた未遂って感じ。

子供の頃は仲の良かった、自閉症の弟がいる。

自分のパソコンが別の兄弟に壊されたので、上の階の弟の部屋までPCを使わせて貰いに行った。
弟は静かに部屋を出て行き、俺はその事を特に何とも思わなかった。

それから暫くして戻ってきた弟だったが、ドアを開けたところで祖母ちゃんに止められ、階下へ引っ張られていった。

弟には長い間、俺を殺せという『声』が聞こえていたという事が後でわかった。やりたくなかったが、声を聞く事に疲れ切っていて、それを止める為に俺を殺してしまうつもりだったという。

祖母は以前、仕事で精神障害の患者さん達を看ていた事があったので、階下へ鋏を取りに行った弟の目つきを見て、何が起きるかわかったらしい。

弟はシカゴにある精神を病んだ子供の為の高級病院へ送られたが、そこにいるのを嫌がってたよ。

俺は全部許したけど、また以前のように仲良い状態に……とはならなかったよね、当然ながらさ。

補足:弟はこの事件の後、統合失調症と診断された。自閉症が原因で頭の中に声が聞こえたりはしません。

10. 囚人から…

この話はだいぶ前に既に投稿済み。なんだけど、まあ要するに刑務所で働いてた俺を、バイカーギャング『1%er』の男が1万ドルを払って殺そうとした。何故か俺がそいつを逮捕したFBI捜査官で、そいつを監視するために看守の振りをしていると思い込んでたせいでね(いい子のみんな、メスはやるんじゃないぞ)。

そいつが吹聴しているのを聞いていた囚人の中の一人が、以前心臓発作を起こした時に俺が応急処置を施して助けた男で、その話が気に入らずにそいつをボコった後で、俺に教えてくれた。

裁判所へ護送中に俺の後頭部を撃ち、脱走させてくれたら金を渡す、とそいつが2人の男に約束していた事が通話記録により確認された。

2人の男のところには連邦保安官が駆けつけた。そして裁判所へ護送中、計画されていた待ち伏せ地点に着いたところで、俺はそいつにこう囁いた。

「お前のお友達は来ないぞ」

保釈審問を受ける代わりに、そいつは俺を殺そうとした容疑と逃走を企てた容疑で起訴された。

この投稿へのコメントと投稿者返信

潜在的殺人犯の情報を教えてくれた囚人には何か見返りが与えられた?

彼は薬物問題で収監されていたので、薬物依存症の治療プログラムに入れるようにしたよ。
そのために郡検事が、ドラッグ関連以外の告訴を取り下げる事に同意してくれた。