【やばいしぬ】九死に一生スペシャル【体験談】

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海外の掲示板から、九死に一生を得た体験談をまとめてご紹介。

1. 州間高速道路上で

ある雪の降りしきる夜、仕事を早く切り上げて帰る事にした。午前3時頃という時間帯だった上に気候の事もあり、ほとんど車の往来はなかった。
州間高速道路上を運転中に視界に入ってきた唯一の車が、70~80ヤード(約64~73メートル)ほど前方にいたトラックトレーラーだ。
そのトラックトレーラーが突然ジャックナイフ現象を起こし、自分はパニック状態でブレーキを踏んだ。それによって車は(止まらずに)回転しながら、かなりのスピードでトラックの方へ向かって行った。

どういうわけか車は自分の居た場所から斜めに進んで、トラックの横を回転しつつ通り過ぎた。その回転は車が前(進行方向)に向いた時にちょうど止まったので、まるでさっきのが意図してやった行動だったみたいに、そのまま一度も停車する事なく運転し続けた。

(翻訳元:How did you almost die?| reddit.com)

2. サーカスで

6歳か7歳くらいの時にサーカスに行った。
まだ小さかった自分は母親に抱きつく感じで寄り添ってた(ここ重要)。
空中ブランコの演目になり、落下した時に受け止める為の巨大ネットが張られた。

演目の途中で空中ブランコの人がひとり、下に降りるためにわざと飛び降りた。ネットが破れ、ケーブルの凄まじい張力によって鉄の支柱は4本全てが倒れてしまった。

そのうちの1本のでかい鉄柱が自分の座席にぶつかって破壊した。あとに残ったのは砕け散った、ただの木と布の塊だけだった。
もし母親に寄り掛かってなかったら、そこには自分の脳味噌と頭蓋骨の塊があっただろう。確実に死んでたと思う。

また、観客の中には飛び散ったボルトが当たった人達が数人と、鉄柱の先が膝にぶつかった女の子が一人いた。大混乱だったよ。
お詫びとしてアイスクリームを貰った。

(翻訳元:How did you almost die?| reddit.com)

3. 南アフリカの海で

南アフリカでケージダイビングボートに乗ってた俺は、ボートから立ちのぼる蒸気と波の荒さに吐き気を催していた。
手摺に寄りかかりながら、新鮮な空気を吸う為にボートの船首らへんを散歩する事に決めた。

滑って手摺の柱に睾丸を強打した。その柱が海─ちょうどボートの真下に巨大なホオジロザメが泳いでた─へ落ちるのを止めてくれた。あれがなかったら、あいつの顔の上にタマから落ちてたとこだった。

要約版:サメにティーバッグしかけた。


※ティーバッグ─睾丸を誰かの顔にくっつける行為

(翻訳元:How did you almost die?| reddit.com)

 4. ERで

心臓発作を起こした。
ERに自力で歩いて行き、問診票に記入して10~15分待たされた。
部屋に入ると機械に繋がれ、こう言われた。

「まずい、君、心臓発作起こしてるよ」

意識が戻ったのはそれから1週間後で、その間の話は全部嫁さんに後から聞いた。

要約版:4回死んだ俺を、医者が5回生き返らせた。

(翻訳元:How did you almost die?| reddit.com)

5. 留守中の自宅で

子供の頃、妹の父親がドラッグで頭がイッた状態で自殺した。

幸い、その時ちょうど母親が俺達きょうだいを外に連れ出していたんだが、奴はみんなを道連れにする気満々でいた事が後でわかった。

(翻訳元:How did you almost die?| reddit.com)

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どうしてわかったの?

祖母ちゃんが教えてくれた。どうも過去にやってやると脅していたらしく、数年の間、家族はそうなる事を恐れていたようだ。
俺は7歳だったから、勿論そんな状況だとは露知らず。普通に自殺しただけだと思ってた。

6. 逆流の中で

12歳の時、家族と一緒に川へ泳ぎに行った。川の向こう側に洞窟があり、従姉妹と継兄(弟?)と俺の3人はそこまで泳いで渡れるだろうと考えた。川の中央部分が激しい逆流になってるのを知らなかったんだ。
3人とも流れにのまれた。
ひどく無力に感じたよ……水の力は本当に強いという事を学んだ。
川底でもみくちゃにされ、窒息しかけてた。気を失いつつあるのがわかった。そこで岩にぶつかった。
最後の力を振り絞ってその岩を掴もうと頑張り、手がかりを見つけたが既に時は遅し。失神してしまった。

気がついた時には仰向けに寝ていて、胸には痛みがあった。そこは巨大な岩の上で、男とその彼女が一緒にいた。
失神したちょうどその頃、彼女の方が俺に気付き、二人で力を合わせて片手を掴んでくれたという事だった。男がCPRをしてくれて、俺は水を吐き出して目を覚ましたってわけ。

涙が出たよ。ふたりにハグして、彼らは元にいた川岸まで戻るのを手伝ってくれた。

従姉妹と継兄に関しては、継兄の方はけっこうな怪我を負い、あちこちぶつけたせいで頭を縫わなきゃいけなくなった。
従姉妹は…救急車で病院に運ばれるはめになった。最初は呼吸が止まったまま戻らなかったが、その後何とか息を吹き返した。彼女の脳には多少の障害が残ったが、今は元気でやってるよ。

(翻訳元:[Serious] How have you almost died?| reddit.com)

7. 自室で

小6の時、自分の部屋で友達数人とバカやってた。
ドラムスティックをケツ(パジャマのパンツを穿いてた)に突っ込む振りをした俺は誤って転倒。スティックは肛門付近の尻を貫いた。
トイレへ駆け込んで便座に座ると、血が溢れ出てきた。患部を見た看護師の母親は、父親と一緒に俺をERへ連れて行った。
医者は傷を縫うと帰宅させた。

翌日、肩に圧力を感じて目を覚まし、母親に病院でレントゲンを撮ってもらう必要があると言われた。
医者が結腸穿孔を発見したので、手術の出来る大きな病院へ救急車で運ばれた。
2週間人工肛門袋を装着した後、元に戻す手術を受けた。
傷2つと恥ずかしい話を得た以外は新品同然だったよ。

要約版:誤ってドラムスティックをケツに突き刺し、結腸穿孔で死にかけた

(翻訳元:[Serious] How have you almost died?| reddit.com)

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う○こが肩にせり上がって来たの?

どうも結腸にあいた穴が原因で空気が漏れ、重力の関係でその空気が肩の辺りに上がってきたらしい。
もしうちの母親が看護師じゃなくて、異変の兆候に気づかなかったらどうなってたんだろうって時々考えるよ。

それ、ケール兆候じゃない?通常は脾臓穿孔/破裂が原因でなるんだけど、たいてい空気は腹腔内に留まって気腹を引き起こす。

正直これかもしれないと思った。リンク先を読んだら、まんまそんな感じだ。

「誤って」ねえ

8. アパートで

午前4時、ルームメイト達の私の名前を叫ぶ声に起こされた。
いたずらを仕掛けられてるんだと思った。
私は笑ってベッドから出ると、階段のところへ行って下を見下ろした。ルームメイトが玄関のドアを開けていた。炎が吹き出した。それが外に出る唯一のドアだった。

ルームメイト達はドアを閉め、階段を駆け上がって来た。窓のところへ行くと、下から人体に有害な黒煙がもうもうと上がってた。
自分の本能は煙を避けて救出されるのを待てと言ってたけど、ルームメイトが窓のスクリーン(虫除け網)を外す手段を持っていたので、結局屋根の上に登る事になった。

別のルームメイトは4階の高さから飛び降りかけたものの、幸いに彼女は思い留まってくれた。他のアパートの部屋の窓から中へ入り、それから下へ降りて外へ出た。パニックに陥ってたけど、一人のルームメイトがずっと冷静さを保って全員の命を救ってくれた。
隣に住んでいた24歳の友人は帰らぬ人となった。

(翻訳元:[Serious] How have you almost died?| reddit.com)

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火事の原因が何だったか知ってる?

いいえ。隣人の家族はアパートのオーナーと私たち3人を不法死亡で訴えた。デッキにチャコールグリルを置いていて、それが疑われたの。その夜は使ってなかったし、火元はそれより下の共有階段だったのに。
何もかも失い、友人を亡くし(彼女は焼け焦げたベッドの中から猫と一緒に発見された)、トラウマとつきあい…更に、その全ての原因を自分たちが引き起こしたと思われているという考えは、耐えられる範疇を越えてた。
その上、新聞で読んで告訴したっていう客がいた事も判明したし!

今振り返ってみると、完全にPTSDになって自暴自棄な言動を取り続けたりしてた、あの時期をも生き抜いたのがすごい事だと思う。
安易に私達から犯行の供述を取る手段として、訴訟の話を持ち出されたり。ほんと最悪だった。
長い間原因が何だったのか知りたくて執着してたけど、きっと一生知ることはないと受け入れざるを得なかったわ。

9. ジェットスキーで

結果的にジェットスキーの後部に腕を絡め取られる形になり、父親が振り返って状況を把握するまで溺れてた。
ロープに緩みが出来た一瞬の間に、腕を抜く事が出来た。
水面に出た時には腕はぱっくり引き裂かれ、筋肉と腱が全部前腕の方に垂れ下がった状態になってた。

でもまあ、少なくとも溺死はしなかったわけだし。

(翻訳元:How did you almost die?| reddit.com)

10. 『温泉』で

2009年12月初旬、ワシントン州オリンピアでの事。あそこじゃいつも氷点を若干上回るくらいの気温だった。よく雨が降り、何日、何週間と降り続く事もあった。
俺はある女の子と出会ったばかりだった。その子の事はエイミーと呼ぶことにしようか。彼女はまさに俺のタイプど真ん中で、速攻で恋に落ちた。ものすごく社交的かつ衝動的な子だった。

出会って1週間くらい経った頃に彼女と交わした会話
エイミー:温泉に行きたくない?
俺:うん、いいね。まだ行ったことないんだよ。いつ行くのがいいかな?
エイミー:今行こうよ!

そんなわけで俺たちは懐中電灯数本と1本のウォッカを手荷物に、飼い犬たちを車に乗せて出発した。出発したのが何時だったかは覚えてないけど、暗かったし遅い時間だったと思う。その温泉はオリンピック半島にあり、そこまで大体2~3時間の距離だった。彼女の1988年式ホンダ・シビックを、俺が運転して行った。
これは覚えておいてほしいんだが、それまで俺は温泉にもオリンピック半島にも行ったことがなかったから、どんなところなのか全く予想がついてなかったんだ。

近づくにつれ、標高は高くなって行った。道は曲がりくねり、風は強く吹きつけ、道路には木の枝が突き出し、そして何より、降ってくるものが雨からみぞれへと変わった。雨の時もあれば雪になったりもしたが、ほとんどはみぞれだった。
丘だか山だかの頂上に向かっている途中、道路上にあった大きな岩にぶつかってタイヤがパンクした。驚いた事に、エイミーはスペアタイヤを持っていなかった。周りに何もないところだから、携帯の電波もない。
俺達は途方に暮れた。一番近い町まで80キロとか、そんな距離を歩いて行けるわけがなかったから、「そうだ、温泉の中で温まればいいじゃん!後は日が昇ってからどうするか考えればいいよね」と相談して決めるまでの間、ウォッカをちょっと飲みながらそこに座ってた。

それでエイミーと犬たちと一緒に車を降りて徒歩でトレイルヘッドまで(1.6kmくらい)登って行った後、温泉まで続く曲がりくねった小道を辿った。
期待していたものとは違った。そこにあったのは、温くて浅い泥溜まりだった。あまりに寒すぎる時、風呂の温度がどうなっていくかわかるよね?そこからだいたい10~20度差し引いた感じだと思ってくれ。
それでも俺達は温まれる事を期待して、ずぶ濡れの服を脱いでそこに入った。期待は裏切られたが、何とか凌ごうとベストを尽くした。可哀想な犬たちはずぶ濡れのまま惨めに、木の下で寄り添っていた。

この時点で、もう何も楽しくなんかなかった。最悪だ。なんてひどい思いつきだ。クソ。これから一体どうする?俺は車から1.6kmも離れたところで震えてて、火をつけようにも乾燥した木切れひとつ見当たらない。どうするんだよ?ってね。

俺たちは車─犬の薄いブランケットがあって、ガス欠になるまでヒーターをつける事ができる─に戻る事に決めた。泥まみれ(どこもかしこも泥だらけだった…マジで)で『温泉』から出て、カチコチに凍りついた服をまた着た。
エイミーは自分の靴を見つける事ができなかった。凍った服を身につけ、ショボい懐中電灯の明りを頼りに探した時間は、永遠のように感じた。どこにも靴がない。一体どこに行ったんだよ?もういい。自分はなんとかするから俺の靴を履くように彼女に言った。

まあすぐに足の痛みは治ったから、ちょっと座って休憩する事にした。
俺たちはお互いに少し寄り添うようして木に凭れた。彼女は速攻で眠りはじめ、俺もすぐそれに続いた。
まるでブランケットを掛けられたかのように、暖かさと心地よさを感じ始めた。心臓の鼓動が速まり、はっと目を覚ました。これ以上ここに居たら死んでしまうと気付いたんだ。
俺はエイミーを起こし、自分の靴を返してもらって履くとエイミーを肩に担いだ。彼女は身長150センチ強の小柄なアジア人の大学生だったから、運ぶのは不可能じゃなかった。

車に戻るまでには何度か休憩を挟む必要があったか、何とか辿り着く事が出来た。
とはいえ、これからどうする?クソだ。クソとしか言いようがない。八方塞がりだ。

結局二人とも寝てしまい、俺は日の出とともに目を覚ました。手元には煙草が1本。吸っていると一台の白いトラックが丘を登ってこっちへ向かって来た。マジで。俺は運転手に手を降って呼び寄せ、状況を説明した。
実はその人は森林保護局(?)のクルーで、仕事の為にその丘を上って来るのはだいたい10日置きくらいだという事が判明した。なんて偶然だろうか。
彼は俺たちをトラックに乗せ、ホットコーヒーのある『オフィス』へ連れて行ってくれた。ブランケットも渡されて、快適だった。
レッカー車を呼んでタイヤを交換してもらい、俺達はオリンピアへ戻って行った。

現在、エイミーと結婚して3歳の子供がいるが、(あらゆる)温泉から遠く離れた中西部に住んでる。
それから大雨の間、あそこの温泉は希釈されて著しく温度が低下するという事を後で知った。先に知ってたら良かったよ。

(翻訳元:How did you almost die?| reddit.com)

皆さん無事で何よりでした。
しかし危険はあらゆるところに潜んでいるものですね…気をつけようがないようなものもけっこうあるのが怖いところ。

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